007シリーズ最新作、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開がいよいよ来月に迫ってまいりました。日本公開は4月10日となっております。今作はダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役として主演する最後の作品としても話題になっていますね。
タイトルとなっている「ノー・タイム・トゥ・ダイ」とは果たしてどんな意味なのか?気になるストーリーは?そして前作で引退したはずのジェームズ・ボンドがなぜまた戦うことになったのか?
気になる事は目白押しなのですが、長いシリーズですし定期的に公開されている訳でもないのでご存知無い方も多いのではないかと思います。
今回はそんな『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開に備えて、過去作の簡単なおさらいやタイトルに込められた意味などを探っていこうと思います!
目次
そもそも「007」ってなに?
引用:https://www.youtube.com
007シリーズは、元々はイギリスのイアン・フレミングという作家が書いたスパイ小説が原作となっています。本人自身が諜報機関で働いていた経験を基にして執筆したそうですよ。
そして1962年にイギリス・アメリカ合作で『007 ドクター・ノオ』が映画化され、当時の世界情勢にマッチした内容だったこともあり大ヒットすることになります。
以降、シリーズ化されて次々と新作が製作され、今年公開の『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』は第25作(※番外編は除きます)となっています。
映画「007」の基本情報をご紹介
引用:https://www.cinemacafe.net/article/2018/09/20/58378.html
長いシリーズだし諜報機関がどうだとか、なんとなく小難しそう…と思われた方もいるかもしれませんが、心配は御無用です!
各作品の内容は様々ですが、共通するのは”007ことジェームズ・ボンドが世界を股にかけ、国際情勢を揺るがしかねない様々な陰謀に立ち向かう”という娯楽活劇となっています。
特にダニエル・クレイグが主演する『007 カジノ・ロワイヤル』以降のシリーズ5作品は続編色が強いものとなっていますので、彼主演のシリーズを一通り見ておくとより一層楽しめるようになりますよ!
ジェームズ・ボンドのプロフィール
ジェームズ・ボンドには詳細なプロフィール設定が存在しますが、作品や演じた俳優によって微妙に異なっています。
初代ボンド役のショーン・コネリーに始まり、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンが演じてきました。
そしてダニエル・クレイグは6代目となるジェームズ・ボンド役で、プロフィールは以下の通りです。
- 本名:ジェームズ・ボンド
- 生年月日:1968年4月13日
- 出身地:ドイツ/ベルリン
- 好きな飲み物:コーヒー、ステアせずシェイクしたウォッカ・マティーニ
- 備考:英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語等の多言語に長ける。
「007」といえば…
引用:https://movie.walkerplus.com/
ジェームズ・ボンドは”MI6”というイギリスの諜報機関(※実在します)に所属する諜報員で、「殺しのライセンス」とも呼ばれる「”00”ナンバー」のコードネームを持つ、組織の中でも凄腕のベテランです。
また、プレイボーイでもあり、シリーズでは毎回異なる「ボンドガール」と呼ばれる美女とのロマンスも描かれています。
そして忘れてはならないのが様々なスパイグッズ、中でも一番有名なのは通称「ボンドカー」と呼ばれる様々なギミックを搭載した特殊な車です!これを見て”男の子心”がくすぐられない男性はいない!と思います(笑)
ダニエル・クレイグが映画「007」で最後の主演となる!?
引用:https://www.cinemacafe.net/
ダニエル・クレイグは2006年公開の第21作『007 カジノ・ロワイヤル』からジェームズ・ボンド役を担当されています。
当時は”シリーズ初の金髪碧眼ジェームズ・ボンド”として大変話題になっていたのを覚えているのですが、つい最近だと思っていたら14年も前の事だったんですねぇ…。通算5作目にしてボンドとしては最後の主演となりました。
初めて演じた当時は38歳だったダニエル・クレイグも、今作では52歳…ボンド役引退も納得です。作品中でスパイを引退したジェームズ・ボンド自身とも重なるものがあるように感じますね。
映画007「ノー・タイム・トゥ・ダイ」に込められた意味は?
引用:https://www.cinematoday.jp
直訳すると「死ぬ時間は無い」
本作のタイトルとなっている「NO TIME TO DIE」は、直訳すると「死ぬ時間は無い」といった意味になります。ニュアンス的に「死んでいる暇はない」、と訳しても良いかもしれません。
これが意味するところはなんなのか…謎は深まりますが本作の予告編にヒントがあるかもしれません。
「ノー・タイム・トゥ・ダイ」その他に考えられそうな意味
まず関連しそうなのが”現役を退いていた”というボンドの現況ですね。”既にスパイとして引退していた=死んでいた身”であったボンドに頼らざるを得ないほど逼迫した状況、という暗示なのかもしれません。
或いは、「死ぬ時間も無いほどめまぐるしいアクション」や「刻一刻と変化する世界では死んでいられるほど悠長な時間は無い」ということなのかもしれません…。いずれにしても気になるワードです。
また、ビリー・アイリッシュの唄う本作主題歌も「No Time To Die」というタイトルになっています。こちらの歌詞から紐解ける意味もあるかもしれませんね。
007ノータイムトゥーダイの意味って?ダニエルクレイグ最後の主演で話題!まとめ
引用:https://theriver.jp/bond25-us-title/
今回は『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』に関して、タイトルに込められた意味や過去シリーズについて簡単にまとめてみました。
そしてダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドの最後の雄姿は来月に全国で公開となります。
どのような物語が繰り広げられるのか、期待は高まるばかりですね…!
それではまた!