ジョジョ・ラビット

ジョジョラビットのあらすじをネタバレ!感想や評価もご紹介!

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本記事をご覧の皆さまの中には、既に『ジョジョ・ラビット』を観賞された方も多いのではないでしょうか。

アカデミー脚色賞を受賞したことで上映期間が延長される劇場や、これから上映されるという地域もあるかと思います。

とはいえ、「観に行く時間が無い!」という方や「気になっているけどまだ観ようかどうか迷ってる…」という方もいらっしゃるかもしれません。

ということで、本日はジョジョラビットのちょっと突っ込んだあらすじのご紹介と、感想や評価に関してまとめていきます!若干ネタバレを含みますので、これからご覧になる方はご注意ください!

題して「ジョジョラビットのあらすじをネタバレ!感想や評価もご紹介!」としてまとめてみました!

 

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『ジョジョ・ラビット』の詳しいあらすじをご紹介!

引用:https://eiga.com/

まず最初に『ジョジョ・ラビット』のあらすじをご紹介致します。

10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、今日から青少年集団ヒトラーユーゲントの合宿に参加するのだが、“空想上の友達”アドルフ(タイカ・ワイティティ)に弱音を吐いてしまう。アドルフから「お前はひ弱で人気もない。だが、ナチスへの忠誠心はピカイチだ」と励まされたジョジョは、気を取り直して家を出る。
ところが、命令通りウサギを殺せなかったジョジョは、教官から父親と同じ臆病者だとバカにされる。2年間も音信不通のジョジョの父親を、ナチスの党員たちは脱走したと決めつけていた。さらに、〈ジョジョ・ラビット〉という不名誉なあだ名をつけられ逃げ出し泣いていたジョジョは、またしてもアドルフから「ウサギは勇敢でずる賢く強い」と激励される。元気を取り戻したジョジョは、張り切って手榴弾の投てき訓練に飛び込むのだが、失敗して大ケガを負ってしまう。

ジョジョのたった一人の家族で勇敢な母親ロージー(スカーレット・ヨハンソン)がユーゲントの事務局へ抗議に行き、ジョジョはケガが完治するまでクレンツェンドルフ大尉の指導の下、体に無理のない奉仕活動を行うことになる。

その日、帰宅したジョジョは、亡くなった姉のインゲの部屋で隠し扉を発見する。恐る恐る開くと、中にはユダヤ人の少女が匿われていた。ロージーに招かれたという彼女の名はエルサ(トーマシン・マッケンジー)、驚くジョジョを「通報すれば? あんたもお母さんも協力者だと言うわ。全員死刑よ」と脅すのだった──

引用:http://www.foxmovies-jp.com/jojorabbit/story/

 

いかがでしょうか?ここまでが物語序盤の内容になります。文章にするとちょっと長く感じるかもしれませんが、本編はコメディタッチでテンポよく進行しますので実際にはさほど時間はかかりません。全体通して気軽に観られますよ。

ナチスの思想と兵士として戦うことに憧れる少年・ジョジョと、そんな彼の家にこっそり匿われていたユダヤ人少女・エルサとの心の交流。そして戦争が進むにつれ変化していく周囲の世界が、彼らにどう影響していくのでしょうか?

 

『ジョジョ・ラビット』の感想は?

引用:https://eiga.com

本記事を担当している筆者もジョジョラビットを観賞していますので、ここからは解説と感想をお伝えしたいと思います。ネタバレを含みますので、これから観ようと考えている方はご注意ください!

 

ある少年と少女の物語

何よりもまず感じたのは、非常に美しい”ボーイ・ミーツ・ガール”だ、ということでした。

大人びた思想や勇猛果敢な理想に憧れて背伸びをしたい少年が、一人の少女との出会いによって、それまで正義や理想と信じていたものの真実と向き合わざるを得なくなってしまう。無邪気でいられた少年時代は、圧倒的な現実の前に終わりを迎えるのです。

純粋で優しく、時に残酷で切ない。観終わった後に温かい気持ちになれる、そんな素晴らしい作品でした。

 

「アドルフ」

恐らく観た人の誰もが、冒頭でジョジョたちが参加する合宿の内容に面食らうはずです。あまりにもカジュアルに差別や悪意、人を殺すための技術を子供達に刷り込む風景は常軌を逸したものを感じるでしょう。そんな中にあって、ジョジョが”立派な大人”になるために訓練に臨もうと自信を奮い立たせる存在こそイマジナリーフレンドの「アドルフ」なのです。

アドルフはジョジョの想像でしかありませんが、ナチスの狂気の体現でもあります。普段はコミカルなリアクションやマヌケな発言をする変なオジサンに見えますが、ふとした瞬間にゾッとするような言動を取るのです(この落差が大変素晴らしく、タイカ・ワイティティの演技に是非注目して頂きたいところです)。

最初はことあるごとに現れるアドルフですが、物語が進むと徐々に出番が少なくなっていきます。これはジョジョの中で”空想の友人アドルフ”よりも”今、目の前に存在するエルサ”の存在が大きくなっている事を意味しています。

 

挫折から見えるもの

既に敗戦が濃厚になっているドイツ国内では、厭戦気分で前線を退いた兵士かナチスの狂信者という両極端な者たちが無邪気な子供たちを洗脳して勝てるはずのない戦いに送り出していました。

ジョジョは訓練中の事故によってナチスの推進する優生思想から外れた”不具者”となる事で夢を叶えることが出来なくなり挫折を味わいます。皮肉にもこのことが、彼がナチズムへの傾倒を抑える歯止めとなったのでしょう。前線から離れた場所で立ち止まって、世界を見渡す機会を得たのです。

 

クレンツェンドルフ大尉

合宿の教官であったクレンツェンドルフ大尉もまた、傷病兵として前線から退き「子供のお守り」をさせられていましたが、同時に彼にはもう一つの秘密があります。それは彼が”同性愛者”だということ。

ナチスの優生政策において、人種の他にも”障害者”と”同性愛者”もまた劣った者として処分の対象となっていました。彼はドイツ軍人でありながらナチスの思想と矛盾する存在でもあるのです。それ故、ジョジョとエルサをゲシュタポから救ったり、ジョジョを逃がすために危険を冒してまで一芝居打ってくれたのです。

大尉が同性愛者だと劇中で説明されることは有りませんが、彼が登場するシーンを注意深く見ていると示唆されていることが解るでしょう。

 

母親、ロージー

ジョジョから見える母親であるロージーはとても気丈な人物として描かれています。ジョジョが大怪我を負っても取り乱すことはなく、逆にヒトラーユーゲントの事務局に乗り込んで大尉を殴りつけるほど。そして同時に夫婦揃って反ナチス活動を行うレジスタンスでもあります。

ですがそんな彼女もエルサの前では不安を吐露します。ナチスの思想に傾倒していくジョジョ、いつ終わるともしれない抵抗活動…すぐにでも心が折れて不思議ではない状況で彼女はジョジョを導こうとします。

そんなロージーの内心が窺えるのがジョジョとの晩餐のシーンです。彼女の張り詰めた心とそれでも諦めない強さが表現されているのではないでしょうか。

 

解放

物語のクライマックスで、ジョジョたちの住む街に連合軍がやってきて戦闘が起こります。このシーンが本作で唯一の戦闘シーンとなっています。それまで戦争に憧れていたジョジョの体験する、本物の戦場。何もかもが無慈悲に、暴力的に塗り潰されていきます。

ナチスから解放してくれた連合軍が果たして正義なのか?

既に降伏しているドイツ兵や民兵達を容赦無く銃殺し、軍服を羽織っていただけのジョジョさえ処刑しようとしていた彼らもまた、狂気の存在であることを暗示しています。

この戦争の中で唯一、親友のヨーキーだけは一歩引いた目線で現実を捉えています。彼の出番は少ないですが、ハッとするセリフに要注目ですよ。

 

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『ジョジョ・ラビット』の評価は?

引用:https://getnews.jp/

既に皆さまもご存じの通り、本作は先日行われた第92回アカデミー賞では6部門にノミネートされ、見事アカデミー脚色賞を受賞しています!

その他にもトロント国際映画祭で観客賞を受賞し、ゴールデングローブ賞にも2部門ノミネート、アメリカの主要な映画賞で脚本家組合の脚色賞や衣装デザイナー組合賞を獲得しています。

著名な批評サイトである「Rotten Tomatoes」では批評家からの平均評価が10点満点中7.51点という高評価を受けています。

 

ジョジョラビットのあらすじをネタバレ!感想や評価もご紹介!まとめ

引用:https://getnews.jp/archives/2295566

本日の内容はいかがでしたでしょうか。

拙筆でお恥ずかしいですが、『ジョジョ・ラビット』はそれだけ素晴らしい作品になっています。まだまだ語り尽くせないくらい、とても魅力に満ち溢れています。

まだご覧になっていない皆さま、ぜひ劇場でご覧ください!もう観たという方ももう一度いかがでしょうか?

 

それではまた!

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