キャッツ

キャッツ【映画】の感想や見どころは?評価もまとめてみた!

国内外で愛されるミュージカルの代表的作品である「キャッツ」が映画化!

豪華キャストも後押ししてミュージカル好きな方以外の期待も高まっています。

そんな映画「キャッツ」の感想や見どころはどうなのか、気になりますね!

さっそく今回は『キャッツ【映画】の感想や見どころは?評価もまとめてみた!』として、視聴者目線で気になる話題を掘り下げてみます。

映画「キャッツ」の作品概要

上映公開日(日本) 2020年1月24日~
映画配信国 イギリス・アメリカ合作
監督 トム・フーバー
原作 T・S・エリオット著の詩集「キャッツ – ポッサムおじさんの猫とつき合う法」
製作指揮 スティーブン・スピルバーグ アンドリュー・ロイド=ウェバー アンジェラ・モリソン ジョー・バーン
製作 トム・フーパー ティム・ビーバン エリック・フェルナー デブラ・ヘイワード

 

映画「キャッツ」のあらすじ紹介

扉の向こうには、何が待っているのーー?

満月が輝く夜。若く臆病な白猫ヴィクトリアが迷い込んだのは、ロンドンの片隅のゴミ捨て場。

そこで出会ったのは個性豊かな”ジェリクルキャッツ”たち。

ぐうたらな猫、ワイルドな猫、お金持ちでグルメな猫、勇敢な兄貴肌の猫、不思議な力をもつ長老猫、様々な出会いのなかでヴィクトリアも自分らしい生き方を見つけていく。

そして今宵は新しい人生を生きる事を許される、たった一匹の猫が選ばれる特別な夜。

一生に一度、一夜だけの特別な舞踏会の幕が開くーーー。

 

映画「キャッツ」の出演キャスト

・フランチェスカ・ヘイワード

・ジェームズ・コーデン

・ロビー・フェアチャイルド

・ジェニファー・ハドソン

・ジュディ・デンチ

・ローリー・デビッドソン

・スティーブン・マックレー

・ジェイソン・デルーロ

・レベル・ウィルソン

 

映画「キャッツ」の感想や見どころは?評価もまとめてみた!

映画「キャッツ」を見た感想は?

30代女性

観劇が趣味であるため、予告を観た時から絶対に観に行こうと決めていました。

公開前に海外メディアから酷評されているという情報を目にし、不安な気持ちになりましたが、いざ観てみるとそんな不安は吹き飛びました。

とても素晴らしかったです。

私は劇団四季の「キャッツ」を観た時に、始まり方に感激しすぎてしまったからか、またはどの猫がなんなのかよくわからなくなってしまった事があります。

当初は今ひとつ世界に溶け込めなかったからか、とにかく竜頭蛇尾に感じてしまい、「キャッツはあまり好きではない」といい続けてきました。

しかし、今回の映画「キャッツ」では、巧みなCG背景による情景描写と、はっきり判別できるキャラクターの見た目のおかげで、混乱することなく、自然とストーリーを理解し、楽しむことが出来ました。

そして、素晴らしい音楽。

観終わった今は、お気に入りの猫もできて、すっかり映画「キャッツ」を好きになりました。

実際に映画で観てきて、本当に良かったです。

 

40代女性

観賞のきっかけはバレエに興味があったからです。

様々なスタイルのダンスを踊る役者さんをクローズアップで見ることが出来、とても楽しめました。

舞台では全体の臨場感や一体感で高揚しますが、映画ではカメラで役者さんを追っているので、見るべきところをぐっと見られます。

足、腕、身体、表情、一人、二人、大勢というふうにです。

作品は、猫たちの見せ場が素晴らしい音楽とともに繰り広げられ、僅かな時間で、それぞれの猫の考え方やどうやって生きてきたか、どれだけ愛するべき存在が理解出来ます。

猫たちは私達人間の人生のようで、様々なことが起こるけれど、それでもより光の方へ行きたい、より良く生きていきたいという懸命さに共感します。

 

30男性

オリジナルのミュージカル版は観たことがない点をお断りしておきます。

率直な感想としては、「ストーリーを追うタイプの作品ではない」と感じました。

物語自体はあるにはあるのですが、ほぼキャラクターの自己紹介で時間を取られ本筋を見失いがちになります。

大まかな筋を頭の片隅に置いておいて、繰り広げられるパフォーマンスを楽しむタイプの映画です。

役者さん達が全身タイツのような格好で猫のような演技をしている様子には面食らうかも知れませんが、観ているうちに慣れてくるのでそこまで気にはならないと思います。

変わった作品ですがパフォーマンスが超一流ですので、ミュージカルに抵抗がなければなかなか面白く見られると思います。

原作は知らなくとも、多くの人には恐らく聞き覚えのある歌があるのではないでしょうか。そこを楽しむだけでも充分に価値があると感じました。

 

映画「キャッツ」の見どころは?

30代女性

1つ目は、今回の映画化にあたって書き下ろされた、テイラー・スウィフトの歌う「ビューティフルゴースツ」です。

映画に関する前情報なしに観に行ったのですが、とても素敵な曲で映画「キャッツ」の世界観に馴染んでいました。

驚いて調べると映画「キャッツ」の作曲を手がけるアンドリュー・ロイド・ウェバーとの共作とのこと。その素晴らしさに納得です。

2つ目は、個人的にとても好きだった、鉄道猫「スキンブルシャンクス」のシーンです。

見事なタップはもちろんのこと、猫たちが線路を進んでいくシーンが、ワクワクさせてくれました。

3つ目は、「キャッツ」を代表する名曲「メモリー」。

美しく切ないメロディーを聴く度に泣きそうになります。

 

30代女性

まず、素晴らしい音楽とともに繰り広げられる猫たちの見せ場(歌、芝居、ダンス、魔術など)で、物語がキラキラと輝きます。

魅力的なあの猫は誰かしら? と家で役者さんを検索してどんな人か調べてしまうでしょう。作品は「登場する猫たちは私達である」と教えてくれます。

滑稽で陽気で、どこか寂しく、残酷で愛があります。

猫たちの世界は芸能の世界ですが、普通の私達も同じようなところがあるもしれません。

猫たちの生きること、より良く生きていきたいと切望する姿に惹かれます。

 

30男性

やはり全編に渡る歌とダンスは特筆すべき点です。

歌唱シーンは情感豊かに体の芯まで響くように歌い上げ、ダンスは肉体の隅々まで繊細且つダイナミックに演じ切っています。

大胆なカメラワークと裸に近い衣装も相まって、筋肉の動きまで解るほど精緻なパフォーマンスを観ることが出来ます。

これは視点が固定される舞台版とは異なる魅力なのではないでしょうか。

また、背景美術にも注目です。

猫達に合わせ、日常の家具や扉などが通常の6~7倍程の大きさで作られているのですが、そのリアリティとファンタジックな印象が混ざりあってなんとも言えない不思議な感覚に陥ります。

 

映画「キャッツ」を全体的に評価すると?

30代女性

前評判があまりにも悪かったため、観終わった時にどこか悪いところはあったかな?と考えてしまったほどです。

劇としての「キャッツ」のファンを裏切らない出来映えだったのではないでしょうか。

猫人間に対しても不気味の谷を感じることもありませんでしたし、役者のしなやかな動きも良かったです。

ダンスシーンは生の舞台と比べてしまうとCGの表現もあり、迫力や驚異的なパフォーマンスという認識は劣ってしまうかもしれませんが、そこは劇の良さと映画の良さは違うと思うので、問題にはなりませんでした。

ファンも初めての人も、ぜひ観ていただきたい作品です。

 

40代女性

初めてキャッツを見る人のために、天上の世界についての下りがもう少し触れられているとよかったと思います。

そして、グリザベラがもう少し多く深く描かれるとよかったと思います。

あと、これは映画が悪いわけではないのですが、小さい子供と一緒でしたので、吹き替え版で見たのですが、悔やまれます。

もう一つ、プログラムを購入しましたが、全員のプロフィールがなかったのが残念でした。何度もページをめくって探してしまいました。

 

30代男性

何をおいてもパフォーマンスが素晴らしい、という点に尽きます。

テイラー・スウィフトをはじめとする圧巻の歌唱シーン、誤魔化しなく役者自身が限界まで技を磨いたダンスに、よりダイナミックな動きを可能にするワイヤーアクションやカメラ演出。

全てが高い次元でまとまっていると感じます。

しかし、やはり題材の特殊さから万人受けはしないだろう作品でもあります。

見失いやすい物語や、不気味の谷を感じさせる猫衣装、把握しにくいキャラクター名。何よりミュージカルという点が好みを分けると感じます。

 

キャッツ【映画】の感想や見どころ・評価まとめ!

映画「キャッツ」の感想と見どころや評価をそれぞれまとめてご紹介しました。

やはり長年愛されてきたミュージカル映画という事もあって、音楽・ダンスが素晴らしい評価がわかりましたし、出演キャストも豪華なのでこのあたりも評価基準に影響している印象でした。

またその反面、CGを駆使した表現方法に好き嫌いが分かれ、その描写がリアリティのない表現になっていた、などの評価もありました。

 

今後も良い映画情報をお届けいたします。

それでは、記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。